総務省はこのほど、家計調査報告の4月分を公表した。同月の2人以上世帯の消費支出は、1世帯当たり29万4439円で、前年同月比で実質1.3%減少した。10の費目別では、教養娯楽など6費目が減少。4費目が増加した。
教養娯楽は同3.8%減の2万9552円と、3カ月連続で減少。国内パック旅行費などの教養娯楽サービス、書籍などが減少した。
交通・通信は同1.2%減の3万8501円と、4カ月ぶりに減少。
このほか食料、光熱・水道、被服および履物、その他の消費支出が減少。住居、家具・家事用品、保健医療、教育が増加した。
4月の勤労者世帯(2人以上の世帯)の実収入は、1世帯当たり49万5370円で、前年同月比で実質0.2%減少した。このうち世帯主の定期収入は34万6274円で、同2.0%減少。